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色々なタグと「属性」のお話 - 超初心者向けHTML講座 2008/09/11 13:14
※前回まで、HTMLタグは見易さを重視して大文字で表記してきましたが、
 今後は小文字で表記するのが一般的になりますので、今回から全て小文字で表記していきます。



HTMLには100を超える多種多様なタグが用意されています。

それぞれに決まった効果があり、頻繁に使われるものから、
今ではほとんど使われないもの、一体どこで使えばいいのか分からないものまで様々です。

また、タグには「属性」と呼ばれる「そのタグの効果を詳細に設定するための値」が使えるものがあります。



赤線の部分が「HTMLタグ」で、青線の部分が「属性」です。
HTMLタグは「<」と「>」で囲むといったルールがあるのは最初にお話しましたが、
属性を使用する場合はまず最初(「<」のすぐ後ろ)でHTMLタグを宣言し、
半角スペースを空けて「属性名="設定値"」という形で表記します。

連続で複数の属性を設定するときは同様に半角スペースを空けて表記します。

「属性名="設定値"」というように設定値をダブルクォーテーションで囲んで表記するのが一般的で、
囲まなくても正常に動作することが多いですが、ダブルクォーテーションで囲む癖をつけておいたほうが良いでしょう。



上のソースをブラウザで開くとこのように表示されます。

同じタグでも、「属性」で設定された値によって効果が変わってきます。

HTMLタグの中には、属性を設定しないと効果が無いタグもたくさんありますし、使用可能な属性もタグによって異なります。



続いて、HTMLの覚え始めに知っておいた方が良い基本的なタグとして、
今まで講座内で使ってきたタグを細かく解説します。

■<font>
 <font>〜</font>で囲まれた部分の文字の色や大きさを設定します。
 閉じることが必要なタグです。
 基本的な属性
 ・color 文字の色を指定します。
  「#FFFFFF」や「#0055FF」といったRGB表記(RGB表記の詳細は後日)か、
  「red」「blue」といったあらかじめ決められている色の名前での指定が可能です。
 ・size 文字の大きさを1〜7で指定します。
  初期状態は「3」です。

■<b>
 <b>〜</b>で囲まれた部分の文字を太字にします。
 これも閉じる必要があるタグです。
 <b>タグ特有の属性はありません。

■<br>
 改行をします。
 閉じる必要の無いタグです。
 <br>タグ特有の属性は若干難易度が高いのでここでは割愛します。

■<hr>
 横一直線の水平な線を引くことができます。
 閉じる必要はありません。
 このタグを使用すると、強制的に改行されて横線が引かれます。
 基本的な属性
 ・color 線の色をRGBか色名で指定します。
 ・width 線の長さを「100」や「200」といったピクセル単位か、「50%」といったパーセンテージで指定します。
 ・size 線の太さをピクセル単位で設定します。
 ・align 線を表示する位置を「left(左寄せ)」「center(中央)」「right(右寄せ)」で指定します。


と、こんなところでしょうか。
いっぺんに解説したのでいきなり難易度が上がってしまったように感じますが、
実際に使うタグや属性はかなり限定されてくるので、使っていくうちになんとなく身についてくるはずです。


次回はありがちな失敗のパターンを解説します。


だんでぃ

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