全米を泣かす奴は俺が許さん
のらくらアラサーライフ^^
 電子ペーパーで楽譜!

iriver社「Cover Story Basic」が到着しました。いそいそと手持ちの楽譜データを投入。

割と読めますね。まあ満足です。写真では判りにくいかもしれませんが、五線が欠けることもなく安定して読めます。ポケットスコアを読んでる感覚ですか。

「ページ切り替え時以外は電力を消費しない」電子ペーパーは楽譜の目的にぴったりだと思います。もう一声欲しい要素としては、やはり解像度。ピアノ用の譜面でギリギリっぽいので、フルオケのポケットスコアの表示は間違いなく無理です。

現状では800x600以上の解像度を持つ解像度の電子ペーパー端末は「Kindle DX」(1200x824ピクセル)くらいかしら。。少々お高いのと、国内からは英語サイトを通して買う事になるようなので、今回はちょっと検討から外しました。いずれ機会があれば所望してみたいです。


しかしこの端末、事務所に到着したので見せびらかしたのですが、他スタッフには大不評でした(笑)

なんせ事務所内に、二人もiPad2所有者がいるからなー……。完全にスルー状態だったので、悔しいので自虐ネタに走り続けて困らせてやりました(どこかのヒネたお子様かと)。「ヤフオクで売ってiPad買いなよ」という酷い物言いまで飛び出す始末。おいらの生活にiPadは不要なんですってば。そりゃ汎用性はiPadの方が高いのも判っとるのですが。。

 

さてこのCoverStory、電子書籍端末としては割安な商品ですが、いくつか難点もあります。画質が店頭デモされてるSony Readerとくらべると暗めで、コントラストが少々眠たい感じです。本体付属の漫画データも若干読みにくい感じ。また、テキストデータの表示機能もあるのですが……フォントが中国系フォントをベースにしたもののようで、かなり違和感。縦書きにも対応してないようでした。まあ、テキストファイルの表示デバイスとしてはiPhone4を持っているのでいいんですけど……せっかくの専用機なんだから、縦書き+綺麗なフォントで快適に読めたら嬉しいのになと思いました。でも実際問題、iPhone4の青空文庫ビューア系ソフトの使い勝手に勝つのは大変だろうだろうなぁ……Appleはフォントも豪勢にヒラギノ使ってるし^^;

その他、一般的な難点。電子ペーパーは画面の切り替え速度が難点ですね。遅いです。最近のスマートフォンですぱすぱスクロールしまくるのに慣れた方は、先入観を捨ててから向き合う必要があります。電子ペーパーの仕様上仕方ないことのようですが、ページ切り替え時は画面全体が一瞬黒くなって、全体を書き換える動きが発生します。勿論なめらかなスクロールなんて望むべくもありません……将来に期待したいですね。

おいらが初めて電子書籍端末を見たのは、2003年発売の松下製「シグマブック」でした。青山ブックセンターの展示品を見て大きさに辟易しましたが、こうコンパクトな端末を実際に入手してみると時代の進歩を実感します。

まだ人を選ぶ商品かもしれませんが、将来性に期待したいですね。

スリープ中にも画面表示し続ける電子端末って、なんか不思議な存在感があります。

 

とりあえず休日でも使って、ショパンとリストの忘れかけてる譜面を自炊してみたいと思います。

実際に練習するかどうかは別の話ですけど


 
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アラサーのおっさんですが皆からのんちゃん呼ばわりされてます。学生時代のあだ名がここまで禍根として残るとは思いも寄りませんでした。
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