PCを自作するメリットとしてよく挙げられるのが、「メーカー製のPCを買うよりも安くできる」という点ですが、最近はメーカー製のPCも安価になってきて、わざわざ新規に自作するよりも、そちらを買ってしまったほうが安くあがることもしばしばです。
それでも何故PCを自作するのかと言われれば、「既に自作PCを持っていればパーツを使いまわして安価でグレードアップができる」という点だったり、「自分好みにカスタマイズできる」という点だったり、「単純に楽しいから」だったりと、その理由は人それぞれです。
特に、「自分好みにカスタマイズできる」という点が、自作PCを愛してやまない人々を惹きつけ続ける最大の魅力と言えるでしょう。
最新で最高のパーツを集めて超高性能のPCを作るも良し、中古のパーツを集めてコストパフォーマンスの高いPCを作るも良し。
そして、自作PC歴が10年超えをしてしまった僕が辿り着いた、僕なりの自作PCの究極の形。それは「動作音のしないPC」でした。
初めてPCを組んだ頃は考えもしなかったのですが、web拍手の運営を始めて複数のサーバーマシンと同居するようになってから、PCが出す騒音に悩まされるようになり、それらを静音化したのがきっかけで、サーバーと同居しなくなった今でも自分用のPCは静音性を重視しています。
今回、PCを新調しようと思い立ちまして、せっかくなのでその過程をブログで紹介していこうと思います。大体5~6回くらいに分けて更新していく予定なので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
さて、前置きが長くなりましたが、第1回です。
今回組むPCは、タイトルにもある通り「(ほぼ)無音PCで可能な性能の限界」に挑戦します。性能を諦めてCPUをatomとかにしちゃえば完全無音のPCを組めますし、騒音を気にしないなら一番高いパーツを買ってくれば超高性能マシンは組めます。
ですが、今回は「ほぼ無音」で、且つ「手軽に手を出せる金額」で実現可能な高性能PCを目指してみたいと思います。
ちなみに、今僕が使っているPCはこんな感じです。

外観

蓋を開けた感じ
このPCを組んだときは、置き場所の問題で「マイクロタワーサイズ」という制限があったため、結構内部がごちゃごちゃしています。
主なスペックは、
CPU:Core2 duo E8400 3.0GHz
GPU:GeForce7600GS
で、
HDBENCHの結果は以下の通りです。
ドライブが鬼速なのは、半年くらい前にCドライブをSSDでRAID 0にしたからです。ただでさえ速いSSDをRAID 0にしたもんだから、滅茶苦茶速いです。お値段は張りましたがお勧めです。
あと、ついでに
モンスターハンターフロンティアと
バイオハザード5のベンチマークもやってみました。
どちらも、数値が大きい方が性能が良いということになります。

スコア:543

結果:9.3fps ランクC
ベンチマーク中の画面は、カックンカックンで何が起きているのか分からないほどでした。とてもゲームにはなりません。
これらのベンチマークの結果がどうなるか、ご期待ください。あんまり変わらなかったらどうしよう・・・。
次回は、実際に新PCに採用するパーツを選びます!
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