だんでぃ
web拍手作った人
web拍手管理チームの一員
webデザイナーでミュージシャンだと
言い張って聞かない36歳。
サイタマー出身
好きなもの
コーラ、PC
苦手なもの
トーク、運動全般
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2005/11/29 05:15
新バージョン、メール関係がちょっとおかしい以外は安定してきましたね。
メール関係を解決させるために、今テストサーバーに今までと違うリナックスを入れて、あれやこれやとインストールしてる待ち時間が暇なので、web拍手の歴史でも語ってみたいと思います。
僕は、20歳くらいの時から「日本だんでぃ協会」というふざけた名前のテキストサイトの運営をしていたんですけど(今はもう閉鎖しています)、毎日つらつらとくだらないテキストを書いている中で、web拍手という概念について書いたことがあるんですね。
今ちょっとハードディスクの中から昔のテキストを引っ張り出してきたら、世の中に「web拍手」という言葉が最初に出たのは2002年6月25日のようです。
この頃、僕は人生を賭けていたバンドが解散してしまって、特に目的も無くバイトをしていた時期なんですけど、バイト帰りの電車の中でweb拍手の概念を思いついた瞬間を今でも記憶しています。東武東上線の川越市あたりでした(笑)
その頃の僕はサーバー管理はおろかCGIの概念すら知らなかったので、なんと最初のweb拍手はEメールを利用したものでした。
サイト内に設置してあるweb拍手ボタンを押すと、「拍手」とだけ書かれたメールが届くというものだったんですね。今のように、ボタンを押したらお礼画面が現れて、サーバーに回数がカウントされて、メッセージを添えられて・・・といったものではなく、ただメールが届くだけというものでした。
当然、メールの設定がされているPCじゃないと拍手を送れなかったし、メールだから匿名性は全くないし、なんだか警告じみたダイアログが出てきたりと、今のweb拍手の手軽さとはかけ離れたシステムでした。
それでも、「ボタンを押すだけで応援の気持ちを伝えよう!」というコンセプトは当時はちょっとした話題を呼んだものです。当然普及はしなかったんですけど(^^;
それから1年くらいして、ひょんなことから「自宅サーバーを立ててみよう!」ということになり、「じゃぁ、web拍手のCGI版を作ってみよう!」ということになったわけです。
その後のweb拍手の流れは以下のような感じです。
■2003/05/13 web拍手Ver.1 リリース
記念すべきweb拍手の最初のバージョン。
■2003/06 web拍手Ver.2 リリース
Ver.1のユーザー管理やデータ管理には問題がありすぎたため修正。
■2003/10 配布版リリース
サーバーがだんだん重くなってきたので、負荷軽減のためと、web拍手普及のひとつの手段としてスクリプトの配布を開始。今配布されているスクリプトは、このときから放置されたままです(笑)
■2004/08 web拍手Ver.3 リリース
ユーザーがものすごい量になってきて、夜間になるとサーバーが重くなったため、公式サイトとCGIの動作サーバーを分けることができるように設計しなおし。これが今「旧バージョン」と言われているバージョン。
■2005/02 web拍手Ver.4 リリース
この頃になって、僕がPHPとデータベースを扱えるようになり、早速全てのプログラムをそれまでのPerlからPHP+SQLに書き直す。が、ろくに勉強もせず焦って作ったために、リリース翌日にプログラムに致命的な欠陥があることが判明しお蔵入り。Ver.3に戻す。
■2005/11 web拍手Ver.5 リリース
お蔵入りになったVer.4での失敗を踏まえて、改めて全プログラムの書き直しと、今まで要望があっても追加できなかった機能を多数追加し、満を持してリリース。
と、こんな感じです。
こうやって見てみると、意外とweb拍手の歴史って長いですねぇ。Ver.1がリリースされたころはテキストサイトのひとつの企画でしかなかったので、「何年かしてユーザーが1000くらい行ったら面白いね〜」なんて言ってたのですが、リリースから2年半で4回のバージョンアップをして、ユーザー総数は20万を越えるほどになりました。
web拍手は、確実に僕の人生を大きく変えました。バイト帰りの電車の中で、web拍手を思いついた瞬間が僕の人生のターニングポイントだったんですねぇ。
お、テストサーバーの待ち時間が終わったようです。
なんだか長いテキストになってしまいましたが、最後まで読んでくれた方がいたらありがとうございます(^^
では、作業に戻ります。
続きはまた後日にでも。
2005/11/28 03:02
どーも新バージョンのメール関係が安定しませんねぇ。
今プログラムの動作サーバーに使っているリナックスのディストリは、前にデータベースのエラーが頻発したという苦い思い出があるんですけど、メールがいきなり送信できなくなったのもディストリに依存する不具合だったのでしょうか??
結局、サーバーを再起動したらメールがまた送れるようになったんですが、これでは安心して稼動し続けられません。
結局データベースサーバーは別のディストリにしたらすこぶる安定しているので、プログラムの動作サーバーも別のディストリにしてしまった方がよさそうですね。
まだまだ安心して眠れる日は遠そうです(^^;
このサーバー立ち上げ奮闘記をまとめたテキストにしたら、サーバー立ち上げ初心者の方への良い教材になりそうですね(笑)
2005/11/26 22:31
前回、データベースサーバーが負荷に耐え切れず落ちてしまい、緊急メンテナンスをして事なきをえたというお話を書きました。
あの後、さらに色々と細かなデータベースのチューニングを試してみて、さらにサーバーの負荷を軽減することに成功しました。
あの時の段階で、新バージョンのユーザーは8000ちょっとくらいだったんですけど、昨日の夜に正式な移行の案内を出したら、一気に新バージョンにユーザーさんが流れてきて、今見てみたら15800と倍近いユーザー数になっていました。
んで、やはり気になるのはサーバーの負荷。
ちょうど今くらいが最もアクセスの多い時間帯なんですけど、データベースサーバーの負荷を見てみたらピーク時で3%というステキ過ぎる数値が。
web拍手のアクティブなユーザーは約18万位と思われますので、旧バージョンを使っている全てのユーザーが新バージョンに流れてきても全く余裕の数字です。
今約16000で、全ユーザーが18万だから、約11倍。
単純にユーザーが11倍になったらデータベースの負荷も11倍になるかと言ったらそうじゃないんでしょうけど、仮に11倍になったとしてもピーク時で33%です。余力を残すにも程があります。
この分なら、今のweb拍手の大量のアクセスも捌ききれそうですね。
しかし、ちょっと前のユーザーデータ削除事件や、この前のデータベースサーバーダウン事件の時の血の気の引いた感じがまだ脳裏に焼きついて離れないので、未だに不具合の恐怖におののいています。ここ何日かはあまり熟睡できてません(笑)
まぁ、慣れてしまって有事の時の対策を怠ってしまうよりは全然いいのでしょうけどね。
早く、交代で24時間サーバーを監視できるような体制を取れるようになりたいもんです。
2005/11/23 23:37
こんばんは。だんでぃです。
先ほど行われたメンテナンスの裏話をひとつ。
web拍手の新バージョン、モニターテストの段階ではユーザー数もそれほど居なかったので全く気が付かなかったのですが、本公開をして数日経ったあたりから、データベースサーバーの負荷が予想外の数値を出すようになりました。
プログラムの動作サーバーの方は相変わらず1%にも満たない負荷なのに、データベースサーバーの方は50%とか60%とか、ひどい時には80%なんて数字を出し始めたのです。
「おっかしーなぁ。そういうもんなのかなぁ。」
と思いつつも、特に動作に重さも感じなかったので様子を見ていたのですが、とうとう今日データベースサーバーがダウンしてしまいました。
負荷を測ってみたら見事に100%なんて数字を出してしまっていたので、データベースの構造とプログラムをもう一度見直すことに。
結果的にはデータベースのデータの扱い方に問題があり、問題点を修正したらなんと負荷が1/100以下になりました。目からウロコです。
Ver.4のお蔵入りの一件から半年以上もかけて一から勉強していたのですが、最後の最後で見落としがありましたね。
でも、怪我の功名と言いますか(微妙に引用が違うかな?)、前々から不思議に思っていたデータベースサーバーの負荷の問題も解決したので、見送っていた本格的な移行の案内も出せそうですね。
もう見落としは無いと思っていたので、データベースサーバーがダウンしたときは本当に_| ̄|○←こんな感じに崩れ落ちました(笑)
引き続きがんばりましょ〜
2005/11/18 00:47
本公開のご案内を出してから丸1日経ちました。
ちらほら不具合の報告を受けていますが、大きなバグや混乱も無く、順調な滑り出しです。
これを書いている時点で、モニターテスト期間からのユーザーさんも含めて約3500ユーザーさんが新バージョンに移行しています。
もっと怒涛の勢いで新バージョンへ移行するのかなと思っていたのですが、意外にも少なくて驚いています。
やはり皆さん慎重になっているのでしょうか?新バージョンはかなり使いやすく便利になっていますし、いずれ旧バージョンは停止か極端な規模縮小をするつもりですので、どしどし新バージョンをご利用くださいませ〜。