それでは、実際に購入するパーツを吟味したいと思います。
今回は高性能を目指すということで、旧PCから使いまわせる部品はあまりなさそうです。
せっかくなので、一つ一つ確認してみましょう。
・CPU
旧PCは「Core2 duo E8400 3.0GHz」です。現行品に比べれば若干見劣りはするものの、充分な性能なのですが、今回は高性能を目指すため不採用です。
・マザーボード
CPUを取り替えるなら、必然的にマザボもほぼ換えなければいけません。
・メモリ
おそらく使いまわしができるのですが、最近やたらと安くなってきたので、高速なものに換えちゃいます。
・グラフィックボード
こちらも性能の問題で不採用です。ファンレスなのが気に入っていて、旧PCのさらに前から使っていたのですが、引退してもらうことにしました。お疲れ様。
・ケース
今回はマイクロタワー制限がないので、作業のしやすさや空調のことも考えてミドルタワーに換えてみます。
・電源
旧PCのは「熱いときだけファンが回る」という仕様のものだったのですが、中の部品が老朽化したのか、ファンが回りっぱなしで結構ノイズが出るようになってきたので取り替えます。
・ストレージ
旧PCには、Cドライブ用にintel製のSSDがRAID0で2台と、Dドライブ用に静音性を重視して2.5インチHDDが1台積んであります。SSDはまだ新しいし、新PCでもRAIDにしたいので、SSDは使いまわします。HDDは2年半使っているので新品に換えましょう。
・光ドライブ
旧PCのはまさかのIDE接続だったので買い換えます。
ということで、結局使いまわすのはSSD2台だけとなりました。
それでは、実際に購入するパーツを考えてみましょう。自作PCで一番楽しい過程はココだと言っても過言ではありません。
あ、ちなみに、買った商品を実際にデジカメで撮影していたのですが、その画像データが事故で消失してしまったので、画像はメーカー様のサイトから拝借してきています。
取りあえず、PCとして起動するのに最低限必要なパーツを選んでみましょう。
・CPU
せっかくなので、エンドユーザー向けに手に入る最高クラスのものがいいですね。ということで、
こちらの性能比較表を参考に「Core i7-2600K」を狙ってみます。TDP値(発熱量の参考値)も95Wとなかなか。
・マザーボード
上記のCPUが乗れば基本的に何でもいいです(適当)。sofmap.comで、CPUとセットで安くなったのと、僕は普段3画面で使っているのですが、万が一のことを考えてPCIエクスプレスが複数あるこちらにしました。
GIGABYTE社製 GA-Z68A-D3H-B3
CPUとセットで38,459円
・メモリ
最近メモリ安くなりましたね!ということで、思い切って8G載せちゃいます。
ヒートスプレッダも付いて熱対策もバッチリ
お値段6,480円
・グラフィックボード
静音PCの一つの鬼門です。グラボに付いてるファンは大きな騒音を出すことが多いので、ファンレスで稼動するものを探します。が、ファンレスだと性能に限界があるのも確かなので、ファンレスで最高性能のものということになります。同志諸君、
グラボの静音ファンに騙されちゃダメだかんね!こちらの性能比較表を参考に、いくつか候補があって悩んだのですが、使っているディスプレイとの接続の兼ね合いでコレになりました。
GIGABYTE社製 GV-R675SL-1GI RadeonHD6750搭載
お値段12,650円
・ケース
近所のパーツ屋さんをうろうろしてるときに見つけたこちら。
Antec社製 Three Hundred
お値段5,970円
ファンを付けられるところが多くて空調的にいい感じです。その代わりドライブをあまり付けられませんが、そもそもDVDドライブぐらいしか載せないので問題ありません。電源も未搭載ですが、最初から別購入するつもりだったので無問題。
・電源ユニット
静音PCのもう一つの鬼門です。電源ユニット内部は熱を出す部品が多く、排熱をしっかりしないと電圧異常でPCの他のパーツを壊す可能性があるらしいのでファンレスは諦めていたのですが、ピッタリのタイミングで80PLUS PLATINUM認証(電源ユニットのランク付けみたいなので最高ランク)を取得したファンレス電源が発売されていたので勢いで買ってみました。初のファンレス電源です。ドキドキ
SuperFlower社製 SF-500P14FG
お値段22,800円(高い!)
電源ユニットの相場は5000円~8000円くらいなので、この子には期待しています。
と、取り合えず以上のものを購入してみました。
次回はいよいよ組み立て編です!
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